アンテナ修理は家電量販店と専門業者のどちらに依頼するのが得か

アンテナ修理は家電量販店と専門業者のどちらに依頼するのが得か

アンテナの修理が必要になった際には、家電量販店と専門業者のどちらが良いのか迷ってしまいがちです。
メーカー保証やお店独自の保証が残っているなら購入店に相談するのが一番お得ですが、困ってしまうのがいずれにも該当しないケースです。
家電量販店の多くは自社で修理を行っているのは皆無で、メーカーのサービスセンターや下請け企業に委託をする形になるため、その経路で事務的手数料などのマージンが発生する場合があります。
一方、専門業者の場合は顧客との直接取引になるため、それらのマージンは発生しません。
つづいて考慮したいのが修理の作業を行う場所の問題で、例えば屋根の上に簡単に登れるルートがある物件なら良いですが、ルートが無く足場を組んだりクレーンで資材を運ぶとなればそれらの機器や技術を持っている必要があります。
いずれにしても現場を見てもらわなければ判断できないケースも多く、どちらにアンテナ修理をするのが得か迷った時には事前に双方に問い合わせてから判断したいところです。

受信状態の良くないアンテナはアンテナ交換がおすすめ

屋根の上など、屋外に設置されることが多いアンテナは、常に風雨や猛暑などの過酷な環境にさらされている機器といえますので、長期間使用していると次第に劣化が進み受信状態が不安定になってしまう場合も少なくありません。
地上デジタル放送やBSデジタル放送など、現在放送されている方式では、昔のアナログ放送と異なり受信状態が悪くなった場合は画像がいきなり映らなくなるケースが多いものです。
そのために劣化していることに気づきにくいこともあり、とつぜんのトラブルに驚いてしまう方があとをたちません。
快適な受信環境を維持するためには、アンテナの点検とともに、劣化している古い設備を一新するアンテナ交換が効果的です。
受信レベルはテレビなどの受像機で知ることができますので、かろうじて映像を映すことが可能なレベルの近辺に数値があるようでしたら、信頼できる専門の会社に連絡をして点検をしてもらうことも大切です。
古くなったアンテナを交換することで、安定した受信が可能となるケースも多いので、ぜひアンテナ交換を検討してみてください。

著者:今村誠一

筆者プロフィール

埼玉県越谷市生まれ。
今年自宅のアンテナ修理を経験。
自分の体験をもとにアンテナ修理のポイントをまとめました。